エペソ教会への手紙

1 港の都エペソにいる神の人たち、イエス・救世主キリストに属すイエスの信者クリスチャン達へ――【ギリシャ語の写本には、“港の都エペソにいる”という言葉が入っていない。またこの手紙は港の都エペソ以外の周りの町々にも宛てられたと考えられる 】

神に選ばれし、イエス・救世主キリストの使徒パウロより

2 どうか、我らが父なる神と、王なるイエス・救世主キリストから与えられる恵みと平安が、あなたがたのものとなるように。

救世主キリストにある天の財宝

3 王なるイエス・救世主キリストの父である、神がもっと讃えられるように!

神は私たちに偉大な恩恵を与えてくれたからだ。

すなわち、神が私たちを救世主キリストに繋げてくれたおかげで、神の霊ホーリースピリットをとおし、全ての天の財宝へのアクセス権が与えられたのだ!

4 神は、この世界を造る前から、救世主キリストに属す私たちを、自分のものとして選んでくれていた。

私たちを愛しているがゆえに、私たちを神の前で潔白として選んでくれた。

5 初めからイエス・救世主キリストをとおして私たちを養子にし、家族に迎えると決めていた。 これは神の望みだったからこそ喜んで行動に移してくれた。

6 神こそ、いっさいの賞賛を受けるべき存在だ。

神の最愛の一人子ひとりごと繋がった私たちに、神は驚くばかりの恵みと愛を注いでくれたのだ。

7 神の一人子ひとりごの血を流してまで、私たちを自由にし、過ちを帳消しにしてくれるほど、神の愛と恵みは大きいのだ。

8 私たちが生きるために必要な知恵と知識を手に入れられるように、神は豊かな恵みをあふれるほど注いでくれたわけだ。

9 神は私たちに秘策を明かすことを望み、救世主キリストをとおして明かしてくれた。すべてが神の計画どおり。

10 その目的はこうだ。すなわち、機が熟せば救世主キリストを頭にした天地のすべてを一つにすること。

11 救世主キリストに属するものとされたおかげで、私たちは神の民となるように選ばれた。

というのは、神の主権的な計画の一部として、私たちは、神のものとなるように、最初から選ばれていた。神はいつも全てが自分の計画通りになるように努めている。

12 なぜ神は、このようにしたのか。

それは、最初に救世主キリストを信じた私たちユダヤ人が、神をほめたたえるためなのだ。

13 救世主キリストが成し遂げてくれたことのおかげで、あなたがたも、救いを約束する最高の知らせゴスペルを聞き、救世主キリストを信じるようになった。

そして、神に属する者であるという証印を、神の霊ホーリースピリットによって押してもらったのだ。まさに神が約束していたとおり。

14 私たちのうちに住む神の霊ホーリースピリットは、神が約束のものをその子どもたちに全て与えてくれる、という保証なのだ。 

それで、私たちに押された神の霊ホーリースピリットの証印は、神がすでに私たちを買い上げ、自分のもとに引き取ってくれることを、そして彼に属する人たちがもつ完全な自由を楽しむことを保証するのだ。

これが、栄光の神をほめたたえる、もう一つの理由。

パウロの祈り

15 こういうわけで、私は、みんなの王・イエスに対する信頼と、全てのイエスの信者クリスチャンに対する愛とを耳にして以来、 16 あなたのことを絶えず神に感謝してきた。

いつも、みんなのために、こう祈り求めている。

17 私はいつも栄光なる父に祈っている。我らの主イエス・救世主キリストの神へ。

あなたがたに神の霊ホーリースピリットが与えられるように。

神の真理を教え、理解する力を与えてくれるのは神の霊ホーリースピリット

それもこれも、さらに父さんと親密になるためだ。

18 あながたの心の目を明らかにしてくれるように。

そうすれば神が呼んでいる将来がどんなものかがわかる。

神より選ばれし人に約束された将来がどれだけ輝かしいか。

19 そして、神を信じる私たちにとって神の力が絶大であることもわかる。

20 それはイエス・救世主キリストを死から蘇らせ、天にある神の右の座につかせた力だ。

21 すべての支配、権威、権力、権勢の上においた。また、この世ばかりでなく、来たるべき世においても唱えられる、すべての上に立つ権力を与えたのだ。

22 そして神は、すべてを救世主キリストの足もとに従わせ、教会のかしらとした。

23 教会は、救世主キリストの体であり、すべてを満たす救世主キリストの存在感が満ちあふれる場所だ。

神の贈り物を受けとって救われた

1 以前、あなたがたの魂は過ちの為に死に果てていた。

2 世間一般の人と同じ生き方をし、別に変わったところもなかった。

過ちにまみれ、この世を支配する悪魔王サタンの思うがままに踊らされていたのだ。

そう、神に反する人は悪魔王サタンに洗脳され、そのくつをなめさせられている。

3 私たちもみな、以前はほかの人たちと変わらなかった。その生活ぶりは、心にある悪を反映したものだった。 欲望や悪意のおもむくままに、あらゆる悪事を重ねていたのだ。

私たちは、生まれつき持った自己中なさがによって悪へと突っ走り、他のすべての人と同様、神の怒りの鉄槌てっついを受けるべき対象だった。

4 しかし神は、なんと情け深い方か。こんな私たちを深く愛してくれたのだから。

5 それゆえ、過ちのために魂が死に果てた私たちをも、救世主キリストと一緒に生き返らせてくれた。

みなさんは神の恵みによって救われたのだ。

6 そう、イエス・救世主キリストと共に私たちは死から命へと引き上げられ、救世主キリストと共に天の座につかせてくれたのだ。

7 神が救世主キリスト・イエスを通してしてくれたすべてのことからも、神の恵みの素晴らしさが分かる。 神のやさしさで私たちは今、その恵みがどんなに豊かであるかを世々限りなく示す見本としてもらえたのだ。

8 あなたがたは、イエスを心底信じ、与えられた神の恵みのおかげで救われたのだ。

そう、自分で自分を救ったのではなく、神の贈り物を受けとってだ。

9 救いは、私たちの良い行ないに対する報酬ではない。だから、だれ1人、それを手柄として誇ることはできない。

10 私たちをこのように造り、イエス・救世主キリストによって新しくしてくれたのは、神だ。この新しい生活は、神がずっと以前から計画してくれたものであり、私たちが良い働きを行うためのものなのだ。

平和を産んだ最高な知らせゴスペル

11 ユダヤ人として生まれていないあなたたちのことをユダヤ人は“割礼かつれい知らず”と呼ぶ。 そんなユダヤ人は自身のことを割礼者かつれいしゃと呼ぶが所詮、体の一部に施しをしたまでのことだ。

12 イエスに出会う前のことを思い出してみなさい。

あなたがたに神の国イスラエルの国籍は無く、神の掟と神の人たちへの約束も知らなかった。

神を知らないあなたがたに希望などなかった。

13 しかし今では、イエス・救世主キリストに属する者となっている。

以前は、神から遠く離れていたあなたがたも、イエス・救世主キリストがその血によって成し遂げてくれたことのゆえに、今では、神のそば近くに引き寄せられているのだ。

14 救世主キリストのおかげで、私たちユダヤ人と外国人の間に平和が生まれた。

この方は、私たちユダヤ人とあなたがた外国人とを1つの家族とし、私たちを敵視させていた隔たりを打ちこわして、平和を築いた。

15 イエスがたくさんの命令と規則ある掟に幕を閉めた。 神に選ばれし民イスラエルと、その他の人間をイエスにあってひとつなぎとし、新たな人類へと造るのが目的だったのだ。こうしてイエスにあるひとつなぎの平和が実現したのだ。

16 私たちはイエスの十字架の死によって、対立していた2つのグループが一つの体となり、神と和解でき、両者間の憎しみを取り除いた。

17 そして、イエスは遠く離れていたあなたがた外国人にも、近くにいた私たちユダヤ人にも、この平和の最高の知らせゴスペルをもたらしてくれた。

18 救世主キリストが成し遂げてくれたことのおかげで、ユダヤ人も外国人もみな、同じ神の霊ホーリースピリットによって父なる神のもとに行けるのだ。

19 今、あなたがたは、もはや神にとって見知らぬ外国人ではない。

神の家族の一員であり、神の国の市民なのだ。

すべてのイエスの信者クリスチャンと共に、神の一家を構成しているのだ。

20 あなたがた信者は神が所有する建物のようなものだ。

建物は使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられ、

イエス・救世主キリストが建物を支える最も重要なかしら石。

21 建物全体はイエスと組み合わされ、主にある聖なる神殿へと成長させるのだ。

22 イエスと組み合わされることでイエスの民とも組み合わされるのだ。そしてあなたは、神が霊をとおして生きる神殿とされたのだ。

差別のないイエスの家族

1 私、パウロは、あなたがた外国人にイエス・救世主キリストを伝えて投獄されている。

2 神が私にこの任務を恵んでくれたのは、あなたたちを助けるためであることは知っているだろう。

3 外国人もまた神の恵みの対象とされているという、この神の秘密の計画を、神が私に明かしてくれたのだ。

このことについては、この手紙の前半でも簡単にふれた。

4 もしそれを読んだなら、私が救世主キリストの秘密の真理を知っていることが分かるだろう。

5 前に、神はこの計画を、人から隠していた。しかし今では、神の霊ホーリースピリットを通して、聖別された使徒や預言者たちに、はっきりと示している。

6 その秘密の計画とは、こうだ。

最高な知らせゴスペルを受け入れることで、外国人もユダヤ人と共に神の子どもとして全財産を均等に相続する。

外国人も神の教会の体を形成しているからには、神様がイエス・救世主キリストを通して交わした約束に両者ともにあずかるのだ。

7 神は、この最高の知らせゴスペルをすべての人に伝えるという栄誉ある特権を、私に与えてくれた。

また、その務めを果たすのに十分な、神の力と特別な贈物をも、与えてくれたのだ。

8 私はそんな資格なんて全くない者だ。 考えてもみなさい、私はイエスの信者クリスチャンの中でも最もそれを受けるに値しない人間だ。

それでもイエスはこの特権を与えてくれた。

イエス・救世主キリストにある無限の富という最高な知らせゴスペルをユダヤ人以外に伝えるという使命を。

9 それはまた、万物を造った神が、世の初めから隠されていた計画どおり、自分が外国人の救世主キリストでもあることを、すべての人に伝えるためだ。

10 神がそうする理由は何だろう。それは、天上のもろもろの支配者たちに対して、神の全家族、ユダヤ人も外国人もが神の教会の中で一丸となっている姿を通して、神の様々な知恵を示すためだ。

11 これこそ、神が計画していたことであり、王なるイエス・救世主キリストを通して、実行されたことなのだ。

12 救世主キリストに属すがゆえに、恐れず、自由に神の前に出ることができる。それは自分ではなく、救世主キリストの従順さを信じているからこそだ。

13 だから、どうか、私がいま体験している苦しみを知って落胆しないでくれ。この苦しみは、あなたがたのためであり、それは、あなたがたにとって名誉となり、励ましとなるからだ。

底がない神の心の広さ

14 だから、私は父なる神の前にひざをかがめて祈る。

15 既に天国にいる家族、そして地上にいる家族すべてがこの父なる神から本当の名前をもらっているのだ。

16 どうか、父なる神が、その栄光に満ちた無限の富の中から、神の霊ホーリースピリットを通して人を内面から強くする力を、あなたがたに与えてくれるように。

17 イエスを信頼することで救世主キリストが心に住むように。

神の愛に深く根をのばし、またそれを土台に人生を立ち上げるように。

18 そして、救世主キリストの愛が実際にどれほど長く、どれほど広く、どれほど深く、どれほど高いかを知り、また理解できるように。

19 さらに、それを身をもって経験できるように。

もっとも、この愛はあまりにも大きいので、それを見極め、完全に把握することは、とても不可能だが。

こうして、あなたがたはついに、神自身によって満たされるのだ。

20 神の力が私たちの内に働くとき、神は私たちが求めるものや、考えることをはるかに上回ったことを行うことができる。

21 イエス・救世主キリストに属す教会のみんなが、いついつまでも神に称賛を集めるように。

各器官の結集―教会―

1 イエス様のために囚人となった私から、お願いだ。

このようにすばらしい祝福を受けるべくして選ばれたあなたがたは、それにふさわしい生き方をするのだ。

2 謙そんで穏やかな人になり、愛をもって互いの欠点を思いやり、互いに辛抱強くあってほしい。 

3 神の霊ホーリースピリットによって心を1つになったのだから、これからも平安によって結ばれたままでいることに最善を尽くすのだ。

4 体1つ、神の霊ホーリースピリット1つ、神に召された希望が1つ。

5 1人の王、1つの信仰、1回の洗礼バプテスマ

6 そして、全人類の神であり父さん1人、すべての上に立ち、すべてを通し働き、すべての中にいる。

7 救世主キリストは私たち一人一人に、彼の与えたい特別な能力をそれぞれに与えてくれた。

8 ゆえに聖書の詩篇の作者は、こう言った。

𝄞救世主キリストはもっとも高き場所へ上った、

囚人も連れて上がり、

人類に贈り物を降り注いだ

9 ここで、救世主キリストがもっとも高き場所へ上がったとあるが、それは、地に降りてきたことをはっきり意味している。

10 この下って来た方は、天に昇って行った方でもある。それは、救世主キリストが、底辺から頂点に至るまで満たすためだ。

11 そして、この救世主キリストがこれらの能力を贈ってくれたのだ。

ある人は救世主キリストの代弁者としての使命をもった使徒、

ある人は神に与えられたことばを伝える預言者、

ある人は最高な知らせゴスペルを広める伝道者、

ある人は教会の人たちを世話する羊飼い、

ある人は教会の人たちを指導する教師。

12 なぜこのように、最善を尽くせる能力がそれぞれに与えられたのだろうか。

それは、神の民となった人たちが、神のためにより良く働けるよう整え、救世主キリストの体である教会を、完成した状態へと建て上げるためである。

13 そしてついに、私たちはみな、救世主キリストである神の一人子ひとりごについて、同じ確信を持つに至り、完璧な救世主キリストのように成熟した者を目指して生きるのだ。

14 そこで、もはや、だれかから曲がったことを教えられたり、うそを真実のように、たくみに見せかけられたりしても、そのたびに、波風に揺らぐ船のようにふらふらと、信じるものを変えてはいけない。

15 むしろ、誠実に語り、誠実にふるまい、誠実に生きて、常に真理に従うのを喜び、あらゆる点で、救世主キリストのように、すなわち、教会のかしらである方にますます似た者となるのだ。

16 このイエスの指揮下で、体全体がみごとに組み合わされ、各器官はそれぞれ特別な方法で他を助ける。それは、体全体が健康になり、成長して、愛にあふれるためである。

古きを捨て、あらたを着る

17 そこでイエス様に語られたことを伝えよう。いや、警告する。

今後、もはやイエスを信じない人と同じ自己中な生き方をしてはならない。

彼らの考え方に価値はない。

18 耳を貸さないので、人生の目的について一切わかっていない。

そのため、残念ながら神が与える最高な人生を歩めずにいる。

19 彼らは、もはや自分の間違いや行動など気にも留めない。

不潔な生き方に自身を捧げ、悪だくみと無分別な欲望のとりことなり、もはや自制というものを失ってしまっているのだ。

20 しかし、その生き方は、あなたがたが救世主キリストと関係を始めたときに学んだものとは全く違う。

21 あなたがたが救世主キリストについて聞き、救世主キリストのうちにあなたは真理を教わった。そう、真理はイエスの中にある!

22 あなたは古い自分を捨てるようにと教わった。以前のような自分中心の生き方をやめるということだ。昔の自分は悪くなる一方だった。人は自己中な欲望にあざむかれるからだ。

23 今や、あなたがたの態度や考えをみな、より良い方向へ転換しなければならないと教わったはず。

24 神がかった新たなる自分を身に付けることも。

神に微笑まれる、根っからの善人になるのだ。

25 私たちは互いに体の一部分なのだから、ごまかし合いをやめ、真実を語りなさい――【聖書:ゼカリヤ書8:16より引用】

うそをつき合えば、自分自身を傷つけることになる。

26 腹を立てることがあっても、恨みをいだいて過ちを犯してはダメだ。

日が沈んだあとも怒ったままでいてはいけないーー【聖書:詩篇4:4より引用】

27 誰かをゆるさずに、悪魔につけ込むすきを与えないように。

28 盗みを働いていた人は、すぐにやめろ。まともに働け。 

そうすれば困った人を助けることもできるじゃないか。

29 人を引き下げることを口にしてはいけない。 ただ相手の益となり、助けとなり、引き上げることだけを口にしなさい。そうして相手の耳に恵みをほどこすように。

30 神の霊ホーリースピリットを悲しませることがないように。

神に属すること、そして自由になる最後の日まで守られることの証印しょういんとして、神が神の霊ホーリースピリットをくれたということを忘れないように。

31 人に対する苦みと怒りを捨てなさい。

怒り爆発することがないように。

怒鳴ったり、暴言を吐かないように。

32 むしろ、互いに親切に、愛し合い、救世主キリストをとおしてゆるしてくれた神にならい、ゆるし合いなさい。

悪ではなく正の生き方

1 子どもが、愛してくれる父を見ならうように、何をするにも神を手本としなさい。

2 愛を生き様にするのだ。救世主キリストが私たちを愛したように人を愛すのだ。

人生を私たちの為に捧げてくれた救世主キリストの愛。

この愛は神を喜ばせた捧げものだった。

その匂いはなんと甘いことか。

3 みなさんの間で性的な過ちなど、あってはならない!

すべての面で不純と思われることがないように。

性欲に溺れ、また物欲に駆られることがないように。

神の民はそんな過ちとは、完全に無縁でなければならない。

4 汚らわしい話や、みだらな会話、下品な冗談は、あなたがたにふさわしくない。

むしろ、互いに神の恵みを心にとめて、感謝しなさい。

5 保証しよう、性的な過ちを犯す人、悪いことをする人、自己中な理由で貪欲な人のための場所は 神と救世主キリストの王国にはない。

それは立派な偶像礼拝だからだ。

6 これらの過ちが裁かれることはないなどと、無駄ごとを言っている者たちに、だまされてはいけない。

神の恐ろしい怒りは、こんなことを言う不従順な者に片っぱしから下るからだ。

7 彼らとのつき合いすら禁じる。

8 あなたがたの心は以前は闇におおわれていたが、今はイエス様からの光にあふれている。そのことを生き様で示しなさい。

9 内面で輝くこの光が、良いこと、正しいこと、真実なことを生み出す。

10 日々の生活で、何がイエス様に喜ばれることかを、わきまえなさい。

11 闇に属す人のように生きてはいけない。

彼らは人生になんの意味も見出さない。

それがどれだけ、間違ったことなのかをあなたが示し、明るみに出すのだ。

12 神を敬わない者たちが闇でふけっている快楽は、口にするのも恥ずかしいことだ。

13 しかし、あなたがたがそれを明るみに出す時、光がその過ちを照らし出し、正体をあばく。

14 そう、すべては光によってはっきりする。だからこそ、聖書にこうある。

“眠った人よ、目を覚ませ!

死から蘇ろ!

さすれば救世主キリストがあなたを照らす

15 だから、生き方には注意しろ。

愚か者ではなく、切れ者であれ!

16 この困難な時代だからこそ、あらゆる機会を生かして正しい行いをするのだ。

17 軽率に行動せず、イエス様が望んでいることを知ることに勤めなさい。

18 酒を飲みすぎてはいけない。そこには多くの悪が潜んでいる。

むしろ、神の霊ホーリースピリットに満たされて支配してもらうのだ。

19 詩篇と賛美歌を引用し、神の霊ホーリースピリットが導く歌をうたい、心からイエス様に向かって音楽をかなでつつ、互いに語り合いなさい。

20 いかなる状況にでも王たるイエス・救世主キリストの名によって、父なる神に感謝するのだ!

イエスと夫婦関係

21 救世主キリストを敬っているのなら、喜んで互いに仕える。

22 妻は、イエス様に仕えるように夫に仕えなさい。

23 教会の頭が救世主キリストであるように、夫は家族の頭だからだ。

救世主キリストは体である教会を救った。

24 教会が救世主キリストに従うように、どんなことでも喜んで夫に従うべきだ。

25 また、夫は、教会のためにいのちを捨てるほどの愛を示してくれた救世主キリストにならって、妻を愛しなさい。

26 イエスは教会を清めるためにいのちを差し出した。

水で清め、自分のものだと宣言したのだ。

27 それは救世主キリストの美しいお嫁として披露するためにこうしたのだ。

1点のしみも、しわも、傷もない、きよく潔白な教会として迎え入れたのだ。

28 これぞ、夫が妻に対してとるべき態度。つまり、夫は妻を、自分の体の一部のように愛さなければならない。

それが、幸せな関係と、希望になるからだ。夫が妻を愛する時、実は自分自身を愛していることになる。

29 自分の体を憎む者はいない。養い、いたわるのが普通だ。

それは、救世主キリストが自分の体である教会をいたわってくれるのと同じなのだ。

30 私たちは、その体の各部分なのである。

31 夫と妻と1体であることは、聖書がはっきり証言している。

“男は父と母のもとを離れて、妻と結ばれ、2人が一心同体となる”

32 この隠された真理は重要だ。私が言いたいのは、この真理はイエスと教会の関係を指している、ということだ。

33 そこで、もう一度言う。 夫は、自分を愛すように妻を、自分の体の一部のように愛しなさい。 

そして妻は、夫を心から尊敬するのだ。

イエスに従う子どもと両親

1 子どもはイエス様が求めるかたちで両親に従いなさい。

正しいことだからだ。

2 “あなたの父と母とを敬え”

これは、神の命令の中で、初めて約束とともにつづられたものである。

3 その約束は、“父母を敬うなら、物事がうまくいき、長生きする”というもの。

4 父親は子どもを怒らせないように、イエス様に教えられ、指導されたとおり、愛をもって育てなさい。

奴隷と主人

5 奴隷はこの世の主人に従い、謙遜けんそんの限り、最善を尽くすのだ。 救世主キリストに仕えるのと同じようにしなさい。

6 認められるために、主人の目の前でだけ一生懸命に働き、隠れてなまけるようではいけない。実際、あなたがたは救世主キリストの奴隷であるからこそ、心から神の望むことを実践しなければならない。

7 奴隷として喜んで仕事に精を出しなさい。この世の主人だけでなく、イエス様のために心を尽くして働きなさい!

8 あなたがたが、奴隷であろうと自由人であろうと、良い行ないには、一つ一つイエス様が報いてくれることを忘れないように。

9 奴隷を持つ主人も、奴隷を正しく扱いなさい。

脅すことがないように。

自分もイエス様の奴隷であることを忘れないように。

あなたの主人であり、また彼らの主人でもあるイエス様は、すべての人を公平に判定するのだ。

神の武具

10 最後に、覚えておいてほしいことがある。あなたがたは、自分のうちにあるイエス様の力によって強められるべきだということだ。

11 悪魔のどんな戦略や策略にも立ち向かえるように、神の武具で全ての身をかためなさい。

12 私たちの戦う相手は、血や肉を持った人間ではなく、肉体のない闇の住人だ。

私たちは天の立場から、目には見えない霊的な闇の支配者と権力と力と戦っているのだ。

13 だから、悪の時代の攻撃にも対抗できるように、神の武具の1つ1つを役立てなさい。そうすれば、すべてが終わった時も、なおしっかり立てるだろう。

14 立って真理の帯を腰にしめ、

義の胸当てを胸につけ、

15 足には平和をもたらす最高の知らせゴスペルを履き、

16 信仰の盾を手に、悪魔の火矢を消し止め、

17 救いのかぶとをかぶり、

神のことばである神の魂ホーリスピリットの刀を手にとれ!

18 いつも魂から祈りなさい。 神の霊ホーリースピリットの考えにそって、必要なものをひたすら願い求めるんだ。

そのためには、万事準備ができた体制を持ち、あきらめず、すべての神の人のためにいつも祈るのだ。

19 また、私のためにも祈っておくれ。

私が恐れずに最高な知らせゴスペルについての秘密の真理を伝え、必要な時に神が必要なことばを与えてくれるように。

20 私は最高の知らせゴスペルを伝える使命があり、今もなお、この監獄の中で伝えている。 これからも怖じけつけずに伝えられるよう、祈っておくれ。引くわけにはいかないからだ!

協力者テキコ

21 心から愛する同志であり、イエス様の忠実なしもべであるテキコをそちらに送る。テキコが私の近況を残らずあなたたちに知らせてくれるだろう。

22 テキコをそちらへ送るのは、私たちの状況を知ってもらい、それを励みにしてほしいからだ。

23 父なる神と王なるイエス・救世主キリストが平安と愛と信仰をもっとあなたがた教会かぞくに与えてくれるように。

24 我らの主イエス・救世主キリストを絶えなく愛するみなさんが恵まれんことを。

パウロより